BONAFIDE BUSINESS SHOWCASE

株式会社ビームス株式会社ビームス

Corporate Datahttp://www.beams.co.jp

1976年、東京・原宿に6.5坪の第1号店をオープン。 ファッションとライフスタイルにまつわるあらゆる物を世界中から仕入れ提案する、セレクトショップの先駆けとして成長してきました。現在は日本全国及び香港、北京、上海、台北に150店以上を展開し、国内外のブランドとオリジナルブランドの幅広い取り揃えで全ての年代の男女に愛されています。

株式会社ビームス
情報システム本部情報 システム部
システム開発課 係長
草野 亜子 様

株式会社ビームス

シンクライアント

パソコン(クライアント)に最低限の機能しか持たせず、サーバーが集中的にソフトウェアや業務用データなどの資源を管理する方式。
社員がパソコンに高機能なソフトウェアを多数導入し、データやファイルを保管する形態は、ソフトウェアやデータの運用・管理が煩雑になり、また、社員の数だけ高性能で高価なパソコンを用意しなければならず、コストや労力が増大する一方であった。
社員が利用するコンピュータとして最低限の機能のみを持った専用のコンピュータを配備し、アプリケーションソフトやデータファイルなどの資源はサーバで一元管理することにより、運用・管理コストの削減をはかるもの。

シンクライアントの導入で、業務効率の向上とコスト削減、
シームレスなアクセス環境を実現。

1970年代に原宿で西海岸のカジュアル衣料を扱うショップとして誕生以来、ファッションをはじめとする様々なカルチャーを発信・提案し続けている株式会社ビームス(以下、ビームス)。現在、バーコードに代わる商品識別・管理ツール「RFID」の全店舗導入を推進する同社では、それに先駆けて、会社とスタッフ、さらに店舗を結ぶシステムに、2014年2月、シンクライアントを採用した。クライアントPCをめぐるキッティング業務の合理化、買い替え費用の軽減などが期待できる新システムの導入をサポートし、さらに運用を担うパートナーが株式会社ボナファイド(以下、ボナファイド)である。

株式会社ビームス

1500台に及ぶクライアントPCのキッティング業務を軽減

シンクライアントは、サーバがソフトウェアやデータを集中管理し、PCクライアントは最低限の機能しか持たないため、高価な端末を用意する必要がない。さらに、ソフトウェアやデータの運用・管理が容易になるというメリットもある。ビームスでは、Windows XPのサポート終了を前に、オフィス勤務のスタッフおよび各店舗が使用するPCのOSをアップデートせず、シンクライアントを導入する方針を選択した。
「運用の一元管理、セキュリティの統一、安定稼働、事業継続、効率化、コスト削減を目的としておりました」と語るのは、同社 情報システム本部 情報システム部 システム開発課 係長の草野亜子氏。その他、端末はオフィス・店舗を合わせて1,500台にものぼるため、従来、システム部門スタッフのキッティング業務にかかる労力は相当なものであったが、その業務も軽減させ、利用者にすぐに端末の準備をする事も出来るさらに、クライアントPCにかかる負荷も軽減できるので、その耐用年数を延ばすことも期待できる。「今までは約3年で端末を買い替えていましたが、シンクライアントであれば最低6年間の使用を想定しています」(草野氏)

運用後の対応までを見据え、ボナファイドをパートナーに。

導入にあたって、従前のシステムがシンクライアント環境で問題なく稼働するか検証する必要があった。ビームスでは、検証作業を3社のベンダーに依頼。新システム導入から運用までを託すパートナーを、その中から選定することにした。2013年夏より検証を開始し、最終的にパートナーとして指名を受けたのがボナファイドであった。
草野氏は「情報システム部のシンクライアント担当者3名全員がボナファイドさんを選びました。理由は『人』です。当社は店舗を展開しているので、お客様にご迷惑を掛けないことが絶対条件。それだけにシステムの運用面はとても重要です。その運用に1番近いサポート面を重要視しました。
ボナファイドの担当者の方々はこちら私達の立場にたって、何か問題が生じたらいつも損得抜きで機敏に対応し、期待以上の提案やサポートを行ってくれました。人が動くのは理屈じゃないという事を教えてもらった会社です」。
ボナファイド 営業本部 営業三課 係長の小川晋は「わからないことがあればお客様の前でもすぐにメーカーに問い合わせて確認するなど、お客様と同じ目線でシンクライアント導入にあたりました。また、当社のシステム部門や調達部門は全体の流れを把握した上で動くので、早いレスポンスを実現できます。運用においても全社一丸となって対応している状況です」と話す。

スタッフはどこからでも業務をする事が可能に

シンクライアントの導入によって得られた大きなメリットがもう一つある。「従前のシステムでは、スタッフのごく一部だけが会社のサーバにアクセスしていましたが、シンクライアントになって大半のスタッフがアクセス可能になりました。当社はオフィスが複数のエリアに点在している事や、店舗やオフィスなど様々な場所で業務をする事も多く、特に『仕事ができる領域が広がった』と好評です。これは海外出張にも生かせます」と草野氏。
逆に、店舗からは新システムを評価する声は上がっていないとのことだが、「それはそれで良いと思っています。システムが刷新されたことに気づかないほど、違和感なく使いこなしているということですから」(草野氏)。
シンクライアントの導入により様々な面で業務革新を遂げたビームス。システムをめぐる今後のビジョンについては「従来はスタッフ目線でシステムの刷新を行ってきましたが、今後はお客様を軸としたビジョンを考えていきたいです。ボナファイドさんには、シンクライアント以外にも、複合機やサーバ、ネットワーク、そしてソフトウェアに至るまで幅広く対応してもらっていますが、今後の提案にも期待しています」と草野氏は語る。

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